COLUMN院長コラム
20年以上長らく救急診療に携わってきましたが、内科疾患で救急搬送される方の多くは心血管イベントによるものです。具体的には脳卒中(脳出血と脳梗塞)や心疾患(心筋梗塞や心不全)です。
接触時に血圧を計測しますが、驚くような数値の方が少なくありません。日本では1年間に17万人が、高血圧が原因となる病気で死亡しています。高血圧は将来の脳卒中や心疾患などの発症リスクを高めるため、ガイドラインに沿った管理が望まれます。
日本では約7割の方の血圧管理が不十分で、主要経済国の中で最下位レベルです。
現実的には通院困難であったり、薬の副作用の問題で満足な管理が受けられていない方がおられます。まずは血圧を10mmHg下げること、食塩の摂取量を下げること、運動習慣の取り入れなど基本的かつローコストなものからはじめていくのが重要です。
当院ではガイドラインの内容を加味したうえで、ひとりひとり実行可能な疾患管理をご提案しています。