COLUMN院長コラム
2024.07.07 | お知らせ
妊娠・授乳と喘息
周産期・妊娠で重要な病態には妊娠中毒症がありますが、喘息も重要な疾患です。
妊娠中や、お産が終わったあとに状態が悪化することがあります。
喘息をお持ちの場合や、発作が出た場合は出産に関するトラブル(流産や早産)の率が高まります。
人生において最重要の期間でありますので、吸入ステロイドを基本とした管理が推奨されています。今では胎児や授乳中に関しても安全性が高い薬剤がありますので、それらを用いての管理となります。