COLUMN院長コラム
2025.10.05 | お知らせ
寒暖差アレルギー
10月に入り、外気温は20度を下回りそうな涼しい日が増えてきました。
8-9月まで35度を超える猛暑日が続いていましたので、寒暖差が身体にかけるストレスは甚大です。
呼吸器系に関しましては喘息が悪化するシーズンに入ってきたといえます。
感染症や花粉も喘息悪化の要因ですが、この寒暖差も病態を左右する大きな要因となっています。俗に寒暖差アレルギーといわれ、7度以上の気温低下で生じるといわれています。
血管や平滑筋の収縮、体内の伝達物質の変動がメカニズムであり、抗アレルギー薬・外用ステロイド剤・血管/気管支拡張薬で対処します。
生まれて初めての経験でも、夜間睡眠や日中の活動に支障をきたす場合には薬物管理を提案しています。中には秋の花粉症が紛れていることがありますので、お困りの方はお気軽にご相談ください。