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COLUMN院長コラム

2024.12.08 | お知らせ,内科

くすりの供給状況

薬剤の供給状況は日々変化していますが、昨今の薬価の切り下げの影響により医療機関への薬品供給状況は悪化しております。

当院も開業時は小児の薬品供給が非常に厳しく、成人で使用できる薬剤を代替し切り抜けました。今では受診者が増えたことにより優先的に供給がなされ、呼吸器系重要薬品の在庫は維持できています。

 

ここ最近では抗菌薬やマイコプラズマ肺炎の検査試薬が不足・枯渇していることが問題です。引き続き濫用はしないよう診療を継続してまいります。

 

一方で、OTC薬(ドラッグストアで購入できる薬、風邪薬など)は新規で供給されており製薬メーカーの姿勢がうかがえます。国の施策の表れと感じます。

待ち時間やコストを考慮すると、通常のカゼならOTC薬・自己管理で済みますので、医療資源の適切な活用・利用をお願いいたします。