呼吸器内科でクリニック・病院で仕事をしてますと、“咳が止まらない”と訴える患者さんと多く出会い、外来診療では多くの時間費やすことになります。
最も多い原因は、「感冒罹患後の咳」であり、皆さんも多少は感じたことがある症状と思います。
空気の通り道である鼻から喉も含めて呼吸器と考えるとすると、呼吸器疾患で感冒（＝風邪・カゼ・かぜ・急性上気道炎）は最多の疾患になります。
老いも若きも、どの時期も区別なくかかることのある病気と言えます。

医学的には3週間以上続く場合に、長引く咳（遷延性咳嗽）と定義するのですが、この咳症状でどれだけ困るのかは人それぞれと思います。
3か月続いてもケロッとしている人もいれば、1週間でも夜寝られずゲッソリしている方もいます。
結局は程度と期間の総合判定になります。

咳の症状に関しては、全国に専門の先生が数多くおられます。
私はまだその領域には到底達しておりませんが、少しでも近づけるよう日々精進しておりますので、せきでお困りでしたら是非瀬戸たかはし呼吸器内科クリニックを受診してみてください。