COLUMN院長コラム
桜のシーズンもピークを過ぎ、各所で風雨と共に花びらが散り始めました。
小児、成人、高齢者、どの年代でも花粉症でお困りの方が多いことに驚かされます。
薬局で売られている薬剤(OTC薬)で症状が落ち着けばよいのですが、ここにきて先月末頃から黄砂の襲来と共に、一度安定した症状が悪化する方もみられます。
黄砂はスギやヒノキの花粉飛散期より遅れて、大陸から飛散してきます。わかりやすいのは雨降り後の車の汚れが目立つようになることでしょうか。
黄砂を吸入することで気道の炎症が生じ、喘息の症状は悪化します。また花粉症ではありませんが、のどや粘膜の違和感・炎症も引き起こします。
天気の良い日が多くなってきましたが、眼や気道の保護も気にかけながらお過ごしください。