COLUMN院長コラム
2024.03.05 | 内科
高血圧症
一般内科で代表的な病気は高血圧でしょうか。
病気というよりは、その後に続く心疾患や脳血管疾患のリスクであるので、予防治療的な領域とも感じます。
血圧が高くても特に症状はみられません。まれに高血圧緊急症という状態は遭遇しますが、上の血圧(収縮期血圧)が140~200mmHgでも症状が無いので気づかれません。
血圧計でご自身の血圧を測定してはじめて高血圧かどうかが判明します。また、医療機関で測定した血圧ではなく、自宅での血圧で高血圧かどうか主に判定します。
当院では血圧に関し心配な方、計測中の方には血圧手帳をお渡ししています。院内には上腕式血圧測定スペースを設けています。
糖尿病や有症状のCOPDを除き、生活習慣病では管理が優先される病気ですので、お困りな方(薬の種類や数、数値が高い・低い)は当院でご相談ください。