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COLUMN院長コラム

2024.03.07 | 内科

高血圧の薬

血圧を下げる薬(降圧剤)には様々な種類があります。

血管を広げる薬、脈を遅くする薬、尿を出して血液を減らす薬があります。一般的には血管を広げる薬を選択すれば、多くの高血圧症は管理できます。

 

上記の作用に加えて、腎臓や心臓の機能を保護する効果が期待できる薬剤がいくつか含まれていますので、受診者さんの状態に合わせて薬を選択します。

20-30年ほど前から販売されてきた薬や、最新の薬でその効果が期待できます。ただ、併用ができない薬があったり、副作用としてまれに咳がでるお薬があります。

 

肺うっ血・浮腫傾向がみられる方には、血管拡張薬を減量・中止して、利尿剤へ切り替える必要があります。心不全の管理と適切な降圧剤の選択には密接な関係があります。

実は、循環器内科に次ぎ呼吸器内科では心不全や循環管理を行う診療科であります。レントゲン検査をしばらく行っていない方は、当院で薬の内容をお聞かせください。