COLUMN院長コラム
2024.03.08 | 内科
脂質異常症~コレステロールと中性脂肪~
血中のコレステロール値が気になる方は多いかと思います。中性脂肪も数値が高いと血管疾患のリスクとなるため、総じて脂質異常症と呼ばれます。
コレステロールには悪玉であるLDLコレステロール値が高い場合には、年齢や合併症を考慮し数値を下げる薬剤が適応になります。食事に影響を受けやすい中性脂肪値も数値を下げる薬剤があります。空腹時の数値だけでなく、随時(食後も含めて)中性脂肪値が高い場合にも治療薬の適応があります。
今回の健康診断は食後の数値だからと安心なさっていた方、要注意かもしれません。
治療コストは比較的かからない薬剤のため、持病・併存症がある方はご相談ください。