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2024.07.31 | 内科,呼吸器疾患

肺炎とは

熱が出て、肺の炎症(レントゲンやCTで影が出る)がある場合に診断できます。

したがいまして、熱がなかったり、まずは風邪が疑える状況では診断困難です。

また、若年健常者の肺炎の約40%は自然に治癒するというデータもあります。

 

例外的に疑う状況としては、周囲に同様症状の方がいたり、免疫が悪い方(糖尿病やステロイド使用者)の呼吸器症状の場合は考えられます。

最近ではマイコプラズマ肺炎も複数ありました。

高齢者、臓器障害(肝機能障害、腎機能障害、心疾患など)の有る方は入院が必要だったり、抗菌薬の選択・調整が必要です。

 

コロナ感染者の増加に伴い、通常の肺炎罹患者も増えておりますので、当院では検査体制を強化しております。上記状況に当てはまる方は受診をご検討ください。