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COLUMN院長コラム

2024.03.09 | 内科

糖尿病と気管支喘息

当院は内科・呼吸器内科を専門としていますが、糖尿病ある方の咳症状の相談もしばしば受けます。実は糖尿病は喘息悪化のリスク因子であります。

病院で管理している重症喘息の方は、たいてい糖尿病や肥満症が併存しています。

重症化のメカニズムは話すと長くなるので割愛させていただきますが、治療薬であるステロイドが肥満やステロイド糖尿病を招くことになるため、厳密な薬剤管理が必要となります。

 

呼吸器内科ではありますが、病院ではインスリン定期注射の導入や、集中治療室では持続注射管理を行うこともあります。管理困難な場合は、糖尿病・内分泌内科の先生に依頼をして管理を同時に行います。

 

現在はクリニック勤務のため、管理しやすい内服治療薬の処方を中心に受診者様の管理を行っております。