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2025.02.02 | 内科,生活習慣病

心不全と生活習慣病

当院では内科の標榜もしておりますので、生活習慣病:高血圧・糖尿病・脂質異常症(コレステロールや中性脂肪が高い方)をお持ちの方も多く通院されています。

 

胸部レントゲン検査で心臓の陰影が大きく見え、呼吸が苦しい症状が出てきた場合には心不全が疑われます。

若い方では喘息発作であることが多いのですが、ご高齢の方や上記のような生活習慣病をお持ちの方は心不全も鑑別となるため、診断が難しくなります。

 

血液検査・肺機能検査や各種疾患に対する治療薬への反応を総合評価することになりますが、心不全と呼吸器疾患を合併する場合もよくみられます。

病院勤務時は循環器内科の先生方と協議を行い診療していましたが、心筋梗塞やひどい弁膜症がない場合は呼吸器内科で一括管理を行うことがあります。

 

近隣にお住まいの生活習慣病をお持ちの方や、かかりつけのない方は是非当院で一度ご相談ください。